hayamamachi.com 沖のりこ 葉山町に住んでいながらも”知らない魅力”


葉山町でトロピカルな街創りを目指して,葉山町専用情報ガイド!



家紋デザイン研究所とは・・・
沖のりこ
家紋デザイン研究所 所長。
日本家紋研究会会員。
一般家紋の制作、企業紋の制作などを手掛ける他、 家紋を新たに作るという本来の「家紋文化」の姿を 多くに人に知ってもらうべく活動中。 不定期で家紋制作講座、セミナー、個展なども開催。
【コカ・コーラ:綾鷹】家紋ジェネレーターの家紋デザイン担当。

平安時代から続く日本の伝統文化、家紋。昔の人々は常にその時の自分達に合った家紋を新しく作り、 変形させ、込められた意味を理解して使用していました。家紋は書いて字の如く、その家を表す印しです。 込められた意味を理解し、ひとつの家紋を代々受け継いでいくのはもちろん素敵なことです。 同時に、代が変わり家業が変わった時に今の自分に合った家紋を作ったり、既存の家紋を変形させたりすることも 昔ながらの正しい使われ方なのではないかと考えています。
家紋デザイン研究所では、日本が誇る美しい文化である家紋を、遺産ではなく今も息づく伝統文化として未来へ継承していく活動をおこなっています。

 主な活動内容は家紋デザインの研究(デザインの法則性やデザインに込められた意味など)の他、たくさんの方に家紋に 親しんで頂くためのワークショップや家紋制作講座の開催、そして家紋デザイナーの養成にも力を入れております。 家紋デザイナー養成に関しましてはデザイン力はもちろんのこと、現代で家紋を使用するにあたり切り離せないデジタル加工の技術や依頼者の要望を 的確に把握する力、著作権や商標の知識、独立して仕事をしていくために必要な法律や経理の知識なども身に付けていけるよう 家紋制作講座後も無料でアドバイスさせて頂いております。










私が制作する家紋には「家紋」と「家紋風」の2通りあります。「家紋風」というのは主に商品の為のデザインです。例えばTシャツやバッグへのプリントなど、特定の意味を込めないデザイン重視のものです。「家紋」はデザイン性はもちろんですが、家紋を持つことになる方にとって意味の有るものになります。


例えば、この家紋。
これは私個人が自分の為に作ったものですが、下記のような意味を込めて制作しました。
A は、ネロリというハーブの一種で上品でとても女性的な香りの花です。こんな風に上品で女性らしい女性でありたいという思いが込められています。この花の香りに対する印象は人それぞれ違うと思いますが、自分だけが持つ思いを入れてこそ「家紋」となると考えています。昔、武将が戦いに勝って、帰途の道に咲いていた花を縁起が良いと家紋にした・・・というような経緯で作られた家紋もあります。他人にはなんでもないものが自分にとっては特別。そういったものは誰しも持っていたりするのではないでしょうか?


B は、剣です。剣は昔から家紋に用いられていました。主に武士の家系で用いられています。武士・・・戦いです。現代の武士は働く人でしょうか。日々仕事で戦っています。
そして剣には「切り開いていく」という意味があります。この家紋には未来、人生を自分で切り開くという意味が込められています。


C は水です。これも昔からあるものです。家紋に花を入れたので水を足しました。それによって花はいつまでも生き生きと咲きます。水によってプラスの作用をもたらしています。

最後に・・・本物のネロリの花びらは5枚です。それをあえて3枚にしたのは、3つの剣と足して6になるからです。昔は「奇数を良い」とする家と「偶数を良い」とする家がそれぞれありました。しかし、3つのモチーフと違う3つのモチーフを一緒に入れるものは足して6になり、奇数の倍数でもあり偶数の倍数でもあるところから何事もうまくいく・すべてうまくおさまる・すべてを支配するというような意味が込められています。
このような感じで「家紋」を制作していきます。
  細かい意味を込めなくても思い出の土地をモチーフにしたものを制作して、いつまでもその頃の思いを忘れないように・・・
     結婚した日に雪が降っていたから雪をモチーフに、いつまでも仲良くという意味を込めて・・・
      素敵な出来事があった日に猫が魚をくわえていったから猫と魚をモチーフに・・・
         というのも縁起担ぎという点で昔の人達の感覚ににているような気がします。